ピッピッピッー。 同じ感覚で音を刻む、電子音。 白い天井。 ほのかに香る、消毒液のにおい。 ……家に帰ろうと立ち上がった瞬間、倒れたんだ。 しばらくして、ようやく気がついた。 朔がここまで運んでくれたのかな⁇ 悪いことしちゃったなー………。