「おはよう、黒崎。
早速だが、校長室に行こうか。」

「……は⁉︎
俺、まだ 校門くぐっただけで 何もしてねーよ⁉︎」

そんな抵抗も虚しく空を切り、俺は 校門で待ち伏せしていた先生に手を引かれる。

校長室……って、色々と面倒なことになりそうだな。

朝 早くから、今日 1日のことが思いやられる。