「はい、この紅茶には ジョルジを使用しております。」 お嬢様は、紅茶を机に置いて オーナーの方に顔を向けた。 「……この方が、私の執事役なのですか⁇」 私にご不満でもあられるのだろうか。 「はい、お気に召されませんでしたか⁇ 此方側としては、今 手の空いている執事の中で1番 ランクの高い者なのですが………。」