もし、今 そういうことが起きてしまって、ランクを下げられてしまったなら、もう俺は今のランクには戻ってこれなくなってしまうだろう。 それは、嫌だ。 せっかく、ここまで登りつめてきたんだ。 ここで、1からやり直しは嫌だ。 で、お嬢様のことは…… 「まだ好きかもよ。よく分かんないけど。」 多分、俺はまだあのお嬢様のことが好きだ。 だけど、確信もないし、何とも言えない。