『……どうして⁇』
「やっぱ、瑞姫お嬢様に嫌われたいから。
毎日、施設の外で会って 俺の腐ってるところを見せつける。」
『……は⁇』
「施設の外で起きたハプニングについては、身分の差を問われないよね⁇」
『問わないが……、お嬢様に嫌われて どうしたいんだ⁇』
「解雇される。んで、そのまま 仕事辞める。」
『……は⁇』
「オーナーの部屋でも言ったでしょ⁇
Dランクに下げられたら、仕事辞めようかな……って。
その答えだよ。」
『なら、明日から 相野様の執事役を交代させる。
修羅は、SSランクのまま 新しいお嬢様の担当を……』
「ダメだよ、俺にだけ 特別対応するのは。」