「それでも、私は……」
「お嬢様、私は 閉所恐怖症・暗所恐怖症……そして、火や坊主頭が怖いのですが、そのようになったきっかけについて お話ししてもよろしいですか⁇」
お嬢様がコクリ頷かれたのを見て、私は話し始める。
「私の本名は 霧島 修羅……けれど、生まれた時は "瀧内 修羅" という名前でした。
私の実の母親は、私が幼い頃に交通事故に遭い 亡くなりました。
私に母親の存在を与えようと、父親は 新しい母親を連れてきてくれました。
新しい母親は、私より2つ歳下の男の子を連れていました。
はじめは優しかった新しい母親でしたが、だんだんと 私の扱いが酷くなっていきました。



