「失礼致します。」
入って1番はじめの部屋……リビングには居られない。
ということは、寝室だろう。
2LDKの造りなんだから、当たり前だろうけれど。
「お嬢様、本日は 大変ご迷惑をおかけしまして 本当に申し訳ありません。」
身体を90°に曲げ、頭を下げる。
「……私が……私がっ……、変な置き手紙なんかして……神社に行ったから……。
意味もないのに……アクアは、何も悪くないのに……私が勝手に1人でムシャクシャして、アクアを……アクアを……閉じ込めたから……。」
泣いて居られる。
「お嬢様は、何も悪くありません。
悪いのは、全て私です。
私が大切なことをお話ししていなかったから、起きてしまったことです。
私のミスですので、お嬢様は何もお気になさらないでください。」



