「祭りだから、こんなもんだろ⁇ ……にしても、やっぱ 混んでるよな。 はぐれないように 何処か掴んでおいて。」 「分かったわ。」 相野 瑞姫は、袖口を掴んだ。 「欲しいものあったら、勝手に取っていいから。 ここの屋台の商品、全部 無料だし。」 人の波を突っ切っていこうと 一歩踏み出した俺の袖口を引っ張る 相野 瑞姫。 「ゆっくり、歩いてほしいの。」 何で 上目遣いで俺を見てくるんだよ。 可愛いすぎだろ。