「お嬢様、薬に関しては しっかりと飲んでいただきますので 抵抗なさらないでください。 お粥なら、食べられますか⁇」 お嬢様は、コクリ頷かれたので 私はお粥を作る為に寝室から出ようとした。 けれど、 「待って。」 という声で私は立ち止まった。 「どうかしましたか⁇」 「その……一緒に居られる時間は近くに居てほしいな……なんて、馬鹿みたい。 何もないわ。」 ん⁇とりあえず、 "何もない" って仰っているから それでいいか。