日曜日、俺は雅さんのところへ話をしに行った。 雅さんに指定された場所で待ち続け、1時間弱。 ……雅さん、ひたすらに時間にルーズなんだよな。 「おう、麗夜 待たせたな。」 「いえ、大丈夫です。 とりあえず、何処か……カフェとかに入りましょう。」 「あぁ、ついてこい。」 雅さんについていくこと、5分くらい。 小さな路地で バー のお店があった。