ぎぃ...
少しだけ扉を開けると微かに寝息の音がした。
「皇貴.....?
もう、寝たの....?」
ゆっくりと近寄ると寝息の音が少しずつ大きくなっていった。
やっぱり寝ちゃってる。
『引っ越したら即襲ってやる』
あの言葉は嘘だったんですか。
いや別に、期待してたわけじゃないけど。
月明かりが少し開いてるカーテンからさしていて幻想的だった。
皇貴の黒い髪が月夜の明かりに照らされて輪っかみたいなのができていた。
サラサラなんだろうな...
少しだけなら、いいよね?
手を伸ばし、
皇貴の黒い髪に、
触れてみた。
うわぁあああ、触っちゃってる、触ってるよ私!!
ドギマギしながら皇貴の髪から手をはましたその途端....
ぐいっ

