黒髪王子に胸キュン中!





なんとかどかそうとして動かすと、



どんっ!



ソファーの背もたれと皇貴の胸板によって挟まれてしまった。



う、わああああ、



ドキドキがさっきよりも加速して、身体中の体温が上がる。



「ん.....」



動いてくれると思ったら、皇貴は私に抱きついてきた。



完全に抱き枕状態の私。



「こ....き......!!!」



必死に叫ぶけど、聞かれてなさそう。



黙って寝るしかないんだけど、寝れない!



どうすればいいの?



皇貴のバカ!



どうして寝ちゃったの?!



「ゆ.....き.....」



人の名前を呼んでるところは可愛いけど、やっぱり少しキツイ。



離れようとすると、余計くっついてきて。



腕を背中に回してぐっすりと熟睡している皇貴。



身動きがまったく取れなくなっちゃった...