「心に響かないから!」
....うそ。
本当は許してあげたいけど、
素直になれない自分がいるんだ。
はあ、
ため息をついてると、後ろから強く、獲物を逃さないように抱きしめてきた。
こんなに強いの、初めて。
「悪かったって.....許してよ」
「っ....」
皇貴が首元で喋るから、
吐息がふぅーっとかかる。
「悪かったって、な?」
「ううっ....」
「で?」
これは絶対反省してないじゃんか。
「わ、かった....許すから離、して」
ふっ「ありがと、」
そう言って糸が切れたかのようにプツンち力が消えてかわりに重いものがのしかかった。
首が重い!
首に頭を埋めて寝る皇貴。

