「てゆーかさあ、お前、モテすぎ」
髪を優しく撫でて、顔を近づけてきた。
これって今からーーーーーー?
「ちょっ、ここ真嶋のお墓の前!」
「いいじゃん、見せつけちゃえば。お前は今は俺が好きですってな」
え、もしかしてさ、嫉妬してくれてんのかな?
私が昔、真嶋と両想いだった事に。
「私は皇貴だから心配しなく「おい、そこの2人」
見上げると、その声の持ち主が睨んできた。
「ここ、あいつの墓の前だってわかってんのか?」
「わっ、分かってるよ!皇貴が勝手にしてこようと...」
我ながら恥ずかしいセリフだと思う。
「んな事関係ねー。言っとくけど、真嶋、お前らの行動見て嫉妬してっかもな」
「はあっ?!あのね、真嶋はもう生まれ変わって私より可愛い子を好きになってるかもよ?」
「まあ、そうだな。お前より可愛い女なんてこの世に百万といるしな」
皇貴の言葉に少々ショックを受ける。
「お前さ、バカ?森内より可愛い女子は百万より多いわ!」
「ちょ、はああ?!2人ともひっど!」
「はいはい悪かったって」
皇貴絶対そう思ってない。
「お前ほど可愛い女子はいねーよな、桐原?」
「ん、まあーーーーな?」
じゃ、俺行くわ。そう言って消えた桐原。
ちゃんと菊の花を添えていた。
桐原はやっぱり真嶋が好きだったんだね...

