いよいよ明日、引っ越す日になった。
だから、この日は皇貴と墓参り。
「真嶋のことさ、知ってたの?」
ずっと気になってた。けど、聞けずにいたんだ。
「あいつは俺がここに住んでた頃の親友なんだ」
「...」
「お前ともよく遊んだ気がする。でも、まさかあいつの好きな奴がお前で、桐原の好きな奴もお前だったとは知らなかった」
「私の話を聞いてから知ったってこと?」
頷き、話を続けた。
「俺はてっきり俺の知らない他の奴だと思ってたんだ。
知ってて、桐原がお前を傷つけたって知ったら、マジで許さねーし」
そこまで聞くと、真嶋お墓についた。
後で聞いた話、あの菊の花は桐原が供えたらしい。
「桐原ってさ、やっぱりいい奴だったんだね」
「そだな.....全部中村のせいだったんだよなあ」
中村、どうやって桐原の事支配したんだろう?
「中村、真嶋がかっこよくて愛想もよくてモテてた事に嫉妬してたらしい」
「嫉妬って.....だから殺したわけ?そんなの....最低じゃん....!」
それで今でも桐原を苦しめてさ?
やっぱり許せない。

