それきり彼はまるで金魚のように口をパクパク開閉して顔を赤くするばかり。なんなんだ一体。何を言いたいんだ。 『ねぇ秀?どうしたの?なに言いたいの?』 『~っ!』 バッと朱から勢い良く目を反らし口元に灼けて少し黒くなった腕をもっていく。 朱はそんな秀俊をジト目で見た。赤い顔に反らした目、顔の角度、腕の位置……正直絵になるような目の前の彼氏にじゃっかんイラッとした。なので 『って!何すんだっ』 『うるさい、天誅を受けよ』