『つかっいつまでやってんだ‼』 『わっ』 朱の肩を精一杯の優しさと根性でなるたけ強くならないように押し返した。朱の体が元あった位置へと戻される。 『いいじゃん別にー教えてくれたっってさぁー』 小学五、六年生辺りの男子がするようにちぇ~と言ってべぇっと舌を出す朱にあーだとかうーだとかしばらく悶絶していた秀俊だったが、やっと観念したのか重い口を開く。 『その、なんつーか……』