「雅の大事なモノは皆、私が守るよ。このクラスも、この綺麗な街も、そして……紗和ちゃんも」 百合ちゃんの言葉に涙が出た。 こんないい人を悪者扱いや雅ちゃんの障害みたいに言った自分がはずかしい。 雅ちゃんの幼なじみは優しくて、友達思いのすごい人。 「……ありがとう、百合。私、幼なじみが百合で良かった」 「雅ッ!」 二人は涙を流して抱き合った。 友情ってこんなに美しいんだ……と二人を見て実感した。