だけど、俺の見た千秋と 元姫の噂は全然違う。 千秋は 心から泣いていた。 心から喜んでいた。 心から苦しんでいた。 心から 海龍を想っていた。 そりゃ、会ってまだ2日目だけど。 あいつは、そんな器用な奴じゃねーんだ。 ただただ、真っ直ぐで 正直で、嘘なんかつける奴じゃねーんだよ。 だから俺は、友達になったんだよ。 だから俺は、 千秋を仲間にしたいって思ったんだよ。 千秋。 俺は…いや、俺たちはお前の味方だ。