「し、知るかよ。俺らには関係ない。」

「関係ないならほっといてよ!なんで王月にバラすのよ!?千秋はね、あんた達のせいで心から笑えなくなったんだ!私から千秋を奪ったくせにどーしてあの子をくるしめるのよ!」

「そ、れは…元はといえばあいつが瑠奈を!」

わかってる。あんた達が瑠奈の嘘に騙されてることぐらい。

悪いのは全部あの女ってこと。

だけどそれでも、

「やっぱりあんた達は最低よ。千秋に救って貰ったんじゃないの?なのにその恩人にあんた達は何をしたの?」

「「っつ」」

「さっきの顔見たでしょ!?もうあの子は心がズタボロなんだよ。」

もう限界に近い。

「あの子を…千秋をっ…なんで苦しめるのよっ…」