「ありがとう。じゃあ私、今日は帰るね!ばいばい!」

「えっ!?ちょっ…」

足速ぇー。

クシャっとかみをかきあげる。

「不思議な子だね〜千秋ちゃん。」

「少し気になるな。」

「あの子は一体何を抱えてるんだろーな。」

「素直でいい子そうなのに。」

「お前らもやっぱ、感じてたか。」

「「まぁなー」」

「じゃあ俺の考えてることわかるよな?」

「もちろん」