真実の元姫。


あそこか。

ドクンッドクンッ

どう…なるかな。

少し、怖い。

手が震える。

「「千秋ー!」」

え?

クルッ

な…んで…

なんで…みんなが?

ガラガラガラッ

食堂の入り口が開いた。

そこには、

お母さんがいた。

昔のような、優しい顔をしたお母さんが。

まだ、こっちには気づいてない。

雪兄も、お母さんに気づいてないのか、みんなと一緒に走ってくる。