真実の元姫。


海龍・光side

どうしてっ

どうして俺たちは…お前を信じてやらなかったんだろう。

真っ直ぐなお前を。

しかも、俺と晃の恩人なのにっ。

ごめん千秋。

親に捨てられて、

いじめに遭って

何を言っても周りは信じてくれなくて

誰も信じないと決めて、海龍でも自分たち以外をそこまで信用してなかった俺たちの殻をぶち破って

人を信じることを教えてくれたのに。

人と関わる楽しさを教えてくれたのに。

俺たちを全力で救ってくれたのに。

なんで俺はっ

信じなかったんだよ!

千秋の過去も聞いてなかったのに。

ぽろっ

泣くなんて、カッコ悪いし

泣く資格なんて、ねぇーはずなのに。