みんないつもと変わらない。 けど、 「マミちゃんは?」 「「さぁ?」」 「千秋!」 振り返るとマミちゃんが走ってこっちに向かってきた。 その顔は、モッヒーと同じくいつもと違う。 ねぇ、なんでそんな顔をしてるの? 心臓の音が速くなる。 嫌な予感が、してやまない。 「海龍に…何かあったの?」 「「…っ」」 あぁ、やっぱりそうなんだ。 だって、今日の生徒の数あきらかに少ない。