真実の元姫。


「私、顔洗ってスッキリしてくる!」

「あぁ。」

そう言って屋上をあとにした。

やっぱり、今日はついてない。

「瑠奈…ちゃん。」

「そんなに怯えないでよ。もうなにもしないわよ。」

え?

「べつに私、あんたのこと嫌いじゃないし。むしろ好きな方よ。」

えぇえ!?

「嘘でしょ!?」

「なんでこんなことで嘘つくのよ。本当バカね。」

いやだから、頭はいいんだって!

「まぁ、私も最初は好きになるなんて思ってなかったわ。」