真実の元姫。


「まぁ、昔のことだけどな!」

こんなバカそうな人でも、すごい人なんだから。

世の中ってわからない。

「海龍。俺はお前たちを許さない。本当は今すぐ潰したい。」

雪兄。

「けど、できないんだ。お前らは守られてるから。」

ふっとこっちを見てくる雪兄。

悲しそうに。

私は大丈夫だよ。そんなに悲しそうな顔をしないで?

「守られてるって…誰にだよ?」

「俺たちは、なにもしてない。そこまで嫌われる理由がわからない。」

「千秋を追い出したからか?」