真実の元姫。


「まず、このお弁当を作ってくれた20歳の男ってのがこの人。雪兄って言うの。いとこね。」

「え。だって、俺の千秋。って」

「俺のかわいいかわいい千秋だからな。大切な妹みたいに思ってる。」

…それは、嬉しいことだけど。

「照れてる千秋もかわ「うるさい。」

「ごめんなさい。」

「で?忘れ物って?」

「水筒!ご飯食べる時にないとダメだろ!」

「自販機くらい高校にもあるんですが。」

「ダメだ。千秋の大好きなお茶はこれだからな!しかもお財布も忘れてたし!」

本当…そんなんで、よくここまで来るなぁ。

「雪兄。ありがとう!」

「っ…どーいたしまして!」