真実の元姫。


っ…

思わず泣きそうになる。

だって…海龍と重なるから。


[千秋。こっちこい。]

と言われひょいっと彰人に持ち上げられる。

[千秋。足バレバレだったよー。]

[ [ 昨日の体育で捻ってたもんね。]]

[すごいね!なんでわかったの?]

[千秋のことなら俺たちはなんでもわかるからな〜]

[ [ 無理すんなよ!] ]


まだ、笑いあってた頃。

「やっぱり、あたたかいんだ。海龍も王月も。」

みんなには聞こえないように

私はそう呟いていた。