[あの子を…千秋をっ…なんで苦しめるのよっ…]


[なんで誰もっ…あの子を信じてくれないのよぉっ…]


[海龍。あんた達も、前はああだったのにね。真っ直ぐであったかくて楽しそうだったのに。]


[今は、ちっとも楽しそうに見えないよ。変わっちゃったんだね。]


[あんた達が一番輝いてたのは、千秋が姫だった時。]


なんなんだよ。

何を知って、新垣はあんなことを言っていたんだよ。

これじゃまるで、

俺たちが千秋を裏切ったみたいじゃねーか。