静かな朝、淋しくなる位の静かな家

その中で私は目を覚ました












 冷たい風―――



 弱弱しい日差し―――



 揺らぎざわめくカーテン―――



 私以外、無人の部屋―――














自分にとって、特別な日の朝は。


いつもと変わらぬ、こんな朝だった――