「楽しいわけ…………あるよ。」


「!」







君は、手で顔を覆いながらも

赤く染まった顔で

恥ずかしそうに。

嬉しいことを…

言ってくれたんだ…












「えへへ…」




嬉しくて…幸せすぎて…

顔が緩む






「千里。」



うっ…

頬を染めたまま、真剣な顔で私の名を呼ぶな





「なっなんだ…?」





心臓が…うるさくなる。













「〝しょうがないからっ!” 一緒に行ってやんよ…」