「う……うん。分かった」

私が頷くと、由良くんは背を向け自分の席に戻っていく。

話し合いは面倒くさいけど、幸いにも諒のお誘いを断る口実はできた。

「ごめんね。今日の放課後は委員会だから」

「……てか、お前。委員会があるって知らなかっただろ?」

諒に訝しげに見つめられて

「そ……そんなことないよ。ちゃんと知ってたから諒のお誘いを断ったんだし」

若干、動揺しつつも否定する。

「ふ~ん」

全く納得していない風の諒の視線から逃れる為、私は由良君から受け取ったファイルを開いた。