「ゆ……由良くんも美化委員だったの!?」

同じ委員会だってことを知らなかった私は驚きを隠せなかった。

「うん。ちょっと考え事をしていて気付いたらもうこれしか残っていなかった」

「……それは、ご愁傷さまです」

こう言うしかない。

「お心遣いどーも」

全く感情の篭らない口調の由良くんは私の机の上に1冊のファイルを置いた。

「なにこれ?」

「話し合いの内容のプリントが挟んであるから、一応目を通しておいて」