同じ歳のクセに……。

幼い頃から付き合いのある朝緋は私の心の中まで把握しているんじゃないかと思うことがある。

今だってそう。

あまりにも絶妙な登場に驚きを通り越してそんな疑惑が浮かぶ。

このタイミングでの登場はきっと私の性格を見越してのこと。

もし、朝緋がパパやママの前で『送って行く』なんて言っても私は間違いなく断っていた。

だけど寂しさに襲われている今なら

「……うん」

素直に頷いてしまうから……。

感じていた寂しさを隠すようにわざとらしく盛大な溜息を吐きながら……。