それからしばらくの間、パパとママは私の高校生活の話を聞いてくれた。



嬉しそうに聞いてくれるパパとママに私の口は快活に動いた。

ずっと話し続けて喉がカラカラに乾いた私はレモンティーで喉を潤す。

ちょうどその時、リビングのドアをノックする音が聞こえた。

反射的にそっちに視線を向けた私は、美桜ちゃんと蒼馬を迎えに行ったお兄ちゃんが戻ってきたかと期待していた。

だけど

「どうぞ」

パパの声が響いて開いたドアから入って来たのはお兄ちゃんや美桜ちゃんじゃなかった。