「じゃあ、その消しゴムはなんの匂いなんだ?」
彼が指差したのは私の机の上に転がっている消しゴム。
「これは、バニラの香り」
「マジ!? 本当にバニラの匂いがするのか?」
「うん、嗅いでみる?」
消しゴムを差し出すと、受け取り恐る恐る匂いを嗅いだ瑛太が
「うわっ、マジでバニラの匂いがする」
感嘆の声を漏らした。
その日のお昼休み、瑛太は『消しゴムのお礼』だと言って新発売のチョコレートをくれた。
それから、瑛太は気さくに接してくれるようになった。
苗字で呼ぶと『名前でいい』と言ってくれたり
退屈な授業中に面白い話をしてくれたり
瑛太が忘れ物をしたら、私が貸してあげて、そのお礼に瑛太がお菓子をくれたり
休み時間も話し掛けてくれたりする。
今まで男友達と呼べる異性の友人がいなかった私にとって瑛太との関係はとても新鮮なものだった。
彼が指差したのは私の机の上に転がっている消しゴム。
「これは、バニラの香り」
「マジ!? 本当にバニラの匂いがするのか?」
「うん、嗅いでみる?」
消しゴムを差し出すと、受け取り恐る恐る匂いを嗅いだ瑛太が
「うわっ、マジでバニラの匂いがする」
感嘆の声を漏らした。
その日のお昼休み、瑛太は『消しゴムのお礼』だと言って新発売のチョコレートをくれた。
それから、瑛太は気さくに接してくれるようになった。
苗字で呼ぶと『名前でいい』と言ってくれたり
退屈な授業中に面白い話をしてくれたり
瑛太が忘れ物をしたら、私が貸してあげて、そのお礼に瑛太がお菓子をくれたり
休み時間も話し掛けてくれたりする。
今まで男友達と呼べる異性の友人がいなかった私にとって瑛太との関係はとても新鮮なものだった。
