「そっか、良かった。そう言えばこの前、お兄ちゃんを見たんだけど」
『蓮を?』
「うん」
『どこで?』
「学校の駅の近く」
『仕事でそっちに行ったんじゃない?……っていうか、見たって話してないの?』
「うん」
『なんで?』
「気付いたのは私だけでお兄ちゃんは気付いてなかったみたいだから」
『それなら声を掛ければ良かったじゃない。偶然会ったんなら食事くらいご馳走してくれたと思うわよ』
「……無理」
『えっ?』
「無理に決まってんじゃん。お兄ちゃんの周り女の人がたくさんいて近付けなかったし」
『女?』
「取り巻きの女の人だよ」
『あぁ、いつものアレね』
ママは苦笑気味に納得していた。
『蓮を?』
「うん」
『どこで?』
「学校の駅の近く」
『仕事でそっちに行ったんじゃない?……っていうか、見たって話してないの?』
「うん」
『なんで?』
「気付いたのは私だけでお兄ちゃんは気付いてなかったみたいだから」
『それなら声を掛ければ良かったじゃない。偶然会ったんなら食事くらいご馳走してくれたと思うわよ』
「……無理」
『えっ?』
「無理に決まってんじゃん。お兄ちゃんの周り女の人がたくさんいて近付けなかったし」
『女?』
「取り巻きの女の人だよ」
『あぁ、いつものアレね』
ママは苦笑気味に納得していた。
