「凛奈!昼食べるよ!!ほれ!立って!」
「…。」
後ろから紺奈から肩を揉まれてるけど無視だ無視。
「ほーら!ごめんて!許して!そんな顔したら凛奈の可愛いお顔が台無しだぞ!まあそんな顔の凛奈ちゃんもかわいいけどね」
いつのまにか目の前にいた紺奈が頭を撫でながらお世辞ばっか言ってくるけど…ここで許すとなんか負ける気がする。
「…負けないもん!」
そう言って廊下を飛び出したはいいけど…
(どこいこう…?)
そうだ、朝言ってた図書室で食べよう。気晴らしに本でも読みながら…
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