「まあまあ、それで?ほんとに先輩に告白するの?てかするよね?化粧までしちゃっていつも以上に可愛くなっちゃって?しないとか?一生後悔するからね?てか約束したしね?するってね?ねえ?凛奈ちゃん?」


ヴッ…ここまで来たら言うしか………これ以上しつこくなったらやばい。確実に。



「…そのつもりです。」


目を輝かせながら私の頭をいい子いい子と言わんばかりに撫であげる紺奈。






私はこの紺奈の顔が可愛すぎてずっと見てたいくらい好き。少しメイクは濃いけどサラサラなロング。唇はプルプルでキスしてと言わんばかりの…






「なんでこんな可愛いの紺奈…結婚しよう。」







いつのまにか静かになっていた教室で私の声だけが響く。


(あ…れ?)