「捻挫辛いね、よしよし。私が変わってあげたいよ…ほんとに…不運だったね体育の時は…」



そう言って紺奈は私の頭を優しく撫でた。


「かんなぁああ…!大好き」


泣きそう。こんなに心配してくれてたなんて…!いい親友を持って私は幸せ者だ…
良く考えたらママもいつも文句何一つ言わず高校まで送ってくれて、しかも朝早くから仕事もあるのに…




なんて考えてたらなんかあったかくなって
自然に心の中のそわそわ星人が居なくなった気がした。