「よろしく、龍斗…私の名前は愛羅。」
「あぁ。」
ぇ、それだけ!?もっとさ、「よろしく!」とかあるでしょーが笑
「愛羅ー、隣ってだ…あー、りゅうとだぁー、愛羅のとなりなのぉー?」
始まった、声がかわったぞ、杏理…まぁ、男なんてしょせんみんな杏理のこと好きになっちゃうし杏理は面白くてノリがいいってのもあるしね私とは大違い…
「そうなんだぁー、龍斗って勉強できるんだ!こんど杏理にも教えて!おねがいします!てへへ」
「むり。」
うん、そうだよね、杏理のお願いなら誰でも聞くよね…って、は?ことわった!?
「愛羅ー、むりって言われたぁーん涙」
「ほら、よしよし。いいこいいこ。私が教えてあげるからね?」
「ぇ、ぜんぜんいいよー、私実は奏多におしえてもらうし!」
ぁ、そうなんですね。はい。ごめんなさい。
ボソッ「なんかさ、愛羅ちゃんって小さくて可愛いってイメージだけどなんか、そこまでないよね、ほんと杏理ちゃんかわいいー!」
はぁーでたよ、いちいち声に出さなくていいじゃんグサッとくるよ笑
まぁ、なれたからいいけど…
「はーい、2時限目始めるぞー」
はぁ。私って引き立て役?それともいらないそんざい?どちらにせよ、杏理には引き立て役として使われてるけど…ん?なんかきつい…
「おい。栗山、おい。栗や…バタンッ
…………………
ん?ここどこ?あぁ、私倒れたのか…

