「よーし、今日はせきがえだぞー、」


はぁー。めんどくさいなぁ…


「愛羅ー、おっはー!!!席近くなりたいね!」


「うん、おはよう。杏理そうだね、」


そういって笑顔でいってくる杏理は私の親友で、大好きで嫌いな子。


杏理は小学校のころから同じで結構なかがいいんだ。でも…


「おい、はやくいけ、ちび。」


「なによ!隼人!ちびじゃないよ!ほんとひつれー!」


もー、すぐちびって…まぁ身長が148だとちびに入っちゃうのかな…かなしい。


この時私は知らなかった杏理が他の子と私の子とを見ながら「男好き」といってたのを…


…………



「次は、栗山お前だ、クジをひけ、」


あー、いい人となれますよーに!後ろの席でありますよーに!


ゴソッ


よし!これだ!



「12番と…どこだ?」


「げ!あいつは龍斗だ…はぁー、あの人あんましゃべんないし、なんだか愛想悪いと言うか笑わないというか…」


「おい、なに一人でつぶやいてんだ?栗山早く席につきなさい、」


あー、また注意された…最近ぼーとしすぎかも…きおつけよーっと!