No.1ホストがあたしの初彼!?



「父親も何処へ行ってるし、あたしは
 本当に何も知らない。一度でいいから
 お母さんって呼びたかった」

「うん」

「あたしには家族がいない。
 さ、び……しぃ」


寂しいという言葉を口にしたくは
なかった。
だけど、もう限界だった。

涙が止まらない。