天才ってどんな味がするの?

春一君は私の隣の席になった。
なんでも授業中に寝てばっかりの私に刺激を与えてやるためらしい。
私は壁際の席で前に枯宮、後ろの席にはサクラがいた。
枯宮はイライラして後ろの私と春一君をたまにチラチラ見る。
サクラはそれを見て笑いをこらえている。
春一君はその日の午前の授業が終わると
「ヒカルお姉ちゃん。一緒に屋上でお弁当食べよう」
サクラは微笑んでいる。
枯宮はお手洗いに行っていて教室にいない。
今ならちょうどいいか……。
「じゃあ、行こうか……」
「うん!」
私たち二人は屋上の階段をお弁当を持ち上って行った。