「……未来…お前、浮気だな!」



と拓実が笑い声をあげている。



「なっ!…いや、小野くんとは…!」



好きじゃないのに、付き合ってるだなんて拓実に言えない。




「小野とは……何?」




「なっなんでもないよ!」



その場から逃げて、部屋に閉じこもった。