ああ…

やっぱり彼女の隣は居心地が良くて



彼女の笑顔は、こんなにも安心する


「よーし、じゃあそろそろ行こうか!」

原田の突然のひと言に、俺だけでなく
他の 壱条さんと汐音も目が点になっている


「行くって…どこに?」


俺が聞くと原田は唇に人差し指を当ててウインクをした。


「ナイショ☆」

行き先がどこか分からぬまま、俺たちは溜め息をつきながら原田の後に続いた。


~夕樹side~ END