ひねくれ娘の恋事情



「俺と勉強会してれば、ちょっとでも俺に近づけたかもしれないのになー」


「あら、そう」


 口をぱくぱくしているだけで動けないあおいを前に押しやって、優衣子は人混みを抜け出した。