ひねくれ娘の恋事情



「わっ」


 いきなり体に急ブレーキがかかって、優衣子はふりかえった。


「俺の勝ちでいい?」


 遥が優衣子の腕をつかんで、はなそうとしない。


「なんのこと?」


「勝負のこと」