ひねくれ娘の恋事情



「何乗りたい?」


 遥が笑顔をこちらに向ける。


「なんでもいい」


「なんでもって言われてもなぁ」


「じゃあ……」


 優衣子は遠くに少し見えているこの遊園地の目玉アトラクション、ジェットコースターを指差した。