ひねくれ娘の恋事情



 コンビニを出てもう数分だ。


 今からじゃ戻るのは不自然。


 かといって、家まではまだまだある。


 雨のせいで歩いている人も、車さえいない。


 振り向いてはダメ。


 優衣子は自分に言い聞かせながら、足を速めた。